薬漬け生活からの脱却

20年以上、毎日薬を飲み続ける生活考えられますか？

私はかれこれ23年間、そんな生活を続けています。

親曰く、喘息が発祥したのは0才7ヶ月頃。

気付いたら喘息とはお友達でしょっちゅう体を壊して発作が出ていた。

小学校に上がった頃、医者に処方されたのは
ザジテン、アスベリン、インタール(吸入)。 
飲む間隔は毎日朝晩。

これを飲めば、季節が変わるたびに出ていた喘息も和らぐとのこと。
しかし、子供の頃の私はとても面倒臭がりで、当然のごとくさぼっていた。

特に吸入を。。。吸入面倒なんです。
30cm×30cmにも及ぶ大きな機械を動かさなきゃ行けないんです。

医者から飲めと言われた薬を飲まない場合、あたり前ですが症状が出た。
酷い時には入院し、学校に出られるようになるまで2週間以上かった。

ようやく懲りて高校に上がったときから毎日コツコツ薬を飲み続けた。
吸入もアドエアに変更し、コンパクトに吸引出来る様になったからかもしれない。

そして今、キプレス・アレジオン・アドエア（吸入）・リノコート（点鼻）と4種類、
毎日朝晩摂取している。

かなり体調は好調で、喘息が出る回数は減り、出ても早めに
テオロング・ムコソルバン・ムコダインと言った喘息を抑える薬を飲めば
一晩で治る。

つくづく人間は欲深い生き物だ。
今まで、薬を飲んでいるから子供は諦めようと思っていたのですが、
色々と変化があり生みたいと思う様になった。（まだそんな予定は全然ないですが）

ネットで調べてみると抗ヒスタミン剤が含まれているアレジオンを
妊娠中に服用すると、良くないと言う記事を見ました。

とある雪の日、薬を取りにいけずいっその事やめてみた。
３日後、全身が痒くなり湿疹もできた。
きっと薬のせいだと急いで取りにいき飲むと治まる。

こんな事今まで無かったのに。。。

最近知り合った薬剤師さんに相談しどこか良い病院紹介してくださいと数珠つなぎでたどり着いた大学病院(事情により具体名は出せません)にて診断を受けに行った。

3時間待ち、ようやくたどり着いたのに「薬は一生の見続けなくてはなりません」の一言。
気になるアレジオンは喘息ではなくアレルギー、次からアレルギー科に行って下さいと。

せっかく数珠つなぎで紹介してもらったのにそれは無いでしょ。
私は涙が出そうだった。

しかも、その後に採血をされたのだが一旦針を体の中にいれたが血管が見つからなかったらしく中でぐりぐり探されて戦慄を覚えた。

もう二度と行くかあんな病院。

途方に暮れ、彼氏に愚痴をこぼしたら「そんな治らないんだったら、無理して治さなくていいんじゃない」と。
なんて優しいんだほんと大好き！！

と、のろけはこのくらいにしてせっかく頂いた紹介状を無駄にしてしまった私ははるばる実家に帰り、紹介状をまた書いてもらいにいった。

20年以上かかっている小児科の先生に、その話をすると
「症状が出ていなかったら全然やめていいんだよ。また症状が出たら飲めば良い」

私はまた涙が出そうになった。
先生も湿疹持ちで綿しか着れないとのこと。

「最後に一つ、半分医学的で半分医学的じゃない事言うよ。毎朝納豆を食べるといい。僕も毎日食べてたら湿疹が和らいだんだよね。ちょっと信じてやってみな」

私はこれから薬漬けから卒業します。

毎日納豆を食べ、適度に運動して体力作り！
先生に言われて勇気が出ました。ありがとうございます。
ずっとお元気で。


茶木

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