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2016年3月4日金曜日

採血 血管が出てこないと言われたあなたへ……

 


こんばんは、茶木です。

過去に薬漬け生活からの脱却でも書いた通り、採血にちょっとしたトラウマがあります。

始まりは地元の小児科の先生。

私は昔からアレルギー体質と言う事もあり、検査目的で定期的に採血を行っていた。

「よし、今日は僕がやりましょう」

その言葉に嫌な予感がぷんぷんした。
地元の小児科のお医者さんはいつも採血する時に、看護師さんにお願いしていたので、明かに普段から採血慣れはしていなかったと予想できる。

左腕をまくり、二の腕辺りをゴムで縛りアルコールを塗る。

「はい、ちくっとするよー」

宣言通りチクッとした痛みと共に針が体の中へ刺さっていく。

「あれ、出てこないな」

注射器のポンプをいくら引っ張っても私の血は一滴も出てこなかった。
嫌な予感が的中した。

お医者さんは躊躇無く針を更に奥へと進める。
痛みとその光景に私の顔がゆがむ。

血は注射器に入っていったがこの経験は私の心に深くトラウマを植え付けた。






更に追い討ちをかけたのは薬漬け生活からの脱却で書いた採血。
信濃町にある某有名な大学病院の初診であったできごとだ。

大学病院という特徴からか採血情には5,6人の看護師が並び中には学生と思しき若い人がいた。

終わったブースから徐々に番号を呼ばれていくのだが、また嫌な予感がした。

私が座った待合室の椅子の丁度目の前にいたのが男子学生らしき看護師が丁度採血をしているところだった。
患者は顔をそらし、徐々に顔を痛みで歪ませていった。

あいつは絶対やばい。誰がみてもそう思っただろう。

そこから私はあいつだけはやめて、あいつだけはやめてと心の中で願い続けた。

しかし、その願いもむなしく、私は男子学生のブースに呼ばれてしまったのだ……

左腕をまくる、二の腕を縛る、アルコールを塗る……
一つ一つの行程にびびる。

いよいよ針が腕に刺さる、、、やはり血は出ない。
恐怖におびえる私にこの学生はあろうごとか針を刺したまま右へ、左へとくゆらせ血管を探し始めた。
いたいいたいいたい………
声に出す変わりに私は今まで見せた事が無い位顔が歪んでいたと思う。

無事に血は取れたがもう二度とこんなところ来るかと心に誓いました。


三度目のトラウマはつい数ヶ月前の出来事。

昨日書いた記事妊娠しました②-持病との付き合い方-で起きた出来事

あらかじめ看護師さんに私採血し辛い体質みたいなんですと宣言しておいて、いざゆかん。

最初、ちょっとずつではあるが血が出ていた。
しかし途中からポンプをいくら引っ張っても出てくれない。
あまりにも力一杯引っ張るので針がぶれる………
痛い。。。。

思わず顔を歪ませると看護師さんの顔も歪む。
おいおいおいおいおい、いたいのはこっちなんだよちゃんとしてくれよ。

あまりにも痛くて制止を求めあえなく採血断念。

今度は右でやってみようと提案されるが右に関しては全くでない。

ベテラン看護師が最後に左もう一回やらせてと言うので最初に刺した場所とは別のところに刺すが出ない………
 親指の付け根にある血管でやれば一発なんだけどね、痛いけど。
と直後にいわれ本当殴りたくなった………

何回も刺したので血管が収縮しているらしく、お医者さんの判断で今日は断念する事にしました。
3回も刺したのに……

あとになって調べてみたら採血出来ない、血管が逃げてしまう原因は主に↓の事が原因みたいです。
・看護師さんにプレッシャーを与えてしまう
・腕周りが冷えていて血管が浮き上がらない
・採血される本人が緊張している
確かに私はやる前に採血し辛い体質と宣言してしまい、かつ採血中はさされる部分を凝視していました。
さらに私が行った時間はお昼前で朝ご飯を食べていない状態だったので体温は下がりに下がっていたと思います。

また、数々のトラウマを植え付けられた事からかなり緊張状態にあったと思います。
実際に会社の健康診断で採血される際はやり慣れている人だろうという安心感から毎回スムーズに行われます。

気を取り直して1ヶ月後同じ内科へ足を運びました。
お医者さんは採血を見送ったのは数十年ぶりだったそうでものすごく悔しがってました。

「先生、今日私行けます。万全に準備してきました」

と宣言し、レッツチャレンジ。

この日は午後、お昼もしっかり食べ且つ運動(選択物干し)をし、さらに私は顔を注射器から目をそらしました。

お医者さんからは無事取れたよと歓喜の声。

私みたいに採血に毎回悩まれている方、ぜひ参考にしてみて下さい。



茶木



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